こんにちは、かしわぎです。
早速ですが皆さんはゲーム、やりますか?
僕は昔ほど熱を上げてのめり込むことも減りましたが、ずっと好きで今でもたまにプレイするゲームがあります。そのひとつが不思議のダンジョンシリーズの最高傑作である風来のシレンシリーズです(諸説あります)。
この度コトブキヤ秋葉原館にて風来のシレン展が開催されたため、早速参加してきました。
開催期間は2024年4月27日~5月12日。
描き下ろしイラスト展示や限定商品の販売など見どころ満載のイベントだったので、コアなファンもそうでない方もこの記事を読んでいただいてイベントの楽しさが伝わればいいなーと思います。
そもそも風来のシレンってなにさ?
チュンソフト(現スパイク・チュンソフト)が1995年に発売した不思議のダンジョンRPG、いわゆる和製ローグライクゲームの第二弾(第一弾はトルネコの大冒険)です。
ランダム生成されるダンジョンを探索してアイテムを集めたりモンスターと戦ったりしながらダンジョンの踏破を目指します。
ダンジョンで力尽きるとアイテムを全て失いレベルも1に戻される(一部シリーズを除く)緊張感や戦略性の高いターン制バトル、武器の強化育成などのやりこみ要素が魅力のゲームなのです。
長年音沙汰がありませんでしたが、2024年1月25日に14年の時を経て最新作風来のシレン6 とぐろ島探検録が発売されました。イエー!
ご興味がある方は是非プレイを。
シレンのイベント!?参加しなきゃ!
ある日の夜、友人からLINE。
「よかったらこれ行かない?」
あわせて送られてきたリンク先には風来のシレン展の文字が。シレン6の大ヒットを記念して秋葉原のコトブキヤで開催とのこと。
各種イラスト展示に加えてなんとイラストレーターの長谷川薫先生のライブドローイングもあるらしい。
うーん参加したい。でもかしわぎは最新作の6をプレイしていません。それどころか初代SFC版も3も4もアスカ見参もやってない。こんな僕が参加するなんておこがましいのでは…?
葛藤してから参加表明余裕でした。
行きてえから行くんだよ、シレン歴とかプレイ本数とか関係ねえんだよ。
情と面の皮が厚くなくてはシレンジャーはとうてい務まらないのです。
ほいたら行くぜよ!
コトブキヤに集合
4月29日午前10時半、コトブキヤ秋葉原館前にやってきました。
整理券配布が午前11時頃とのことでしたが既に参加者らしき方々が店舗前にチラホラ見えます。シレンってまだ意外と人気あったんだ。
茶をシバきながら待ってたらにわかに人々が動き出したので僕たちも慌てて並びました。
整理券を手に入れろ
イベント参加者の列は店舗脇の階段3階から1階まで続くほどの盛況ぶりで、僕たちもわくわくしながら並んで整理券配布を待ちました。
友人Nとくっちゃべっているうちに列は進み、無事に整理券をゲットできました。
規定の参加人数を超えた場合はハズレ券を引いた方は参加できないと書いてありましたが僕は参加できる整理券を引けてラッキーでした。
でも結局規定オーバーしなかったのでハズレ券の方も参加できたようで何より。
いやいや、券をもらうだけで疲れちゃいました。
まあ今並んだのはライブドローイングの整理券で、展示・グッズ販売コーナーの整理券を手に入れるためにもう一度並んだんですけど。
さあ、あとは開場を待つだけです!
ライブドローイング って すげー!
タッタッタッ…
コトブキヤ秋葉原館
3F
さあ、シレンファンの皆様お待ちかねのライブドローイングです。
開場は10席x4列程の更に後ろに立ち見席?もあって割と満員でした。
参加者は小さいお子さんや壮年の男性、お姉様方とバラバラでした。
年齢や性別を問わずファンを惹きつけるゲームの魅力がシレンの醍醐味ですよね知らんけど。
開始時刻になりました。
司会の方が挨拶をするとブースの奥から一人の男性が現れました。
その男性こそ風来のシレンシリーズのイラストレーター長谷川薫先生です。
開場は割れんばかりの拍手に包まれました。
ライブ開場かここは。ライブ開場ではあるのか。
長谷川先生のタモさんのような合図で拍手は収まりました。
挨拶もそこそこにライブドローイングスタートです。
(ここからの会話はかしわぎのうろおぼえで進行します。間違っているかもしれません。)
先生「心配なので下描きから始めますね」
シャーペンで線を引き始める先生。
さすがに長谷川先生とはいえ一発描きは難しいですよね。
うっすらとした輪郭を描いてマーカーに持ち替える先生。
先生?下描きらしきものも殆ど描いてないんですけど…。
迷いなくサラサラと線を描いていく先生。
先生ェ!!!
早すぎるよ!そして上手すぎるよ!!
プロフェッショナルは違うぜ…。
先生が描き進めている間も参加者の方々からいくつか質問があったのですが、
参加者「好きなキャラクターはなんですか?」
先生「ぬすっトドとマーモですね。ああいうキャラクターはなかなかいませんもんね。」
参加者「作品ごとに絵柄が大きく変わっているように感じるのですがなぜでしょうか」
先生「3はシリアスだから少しリアル寄り、2はおとぎ話って感じだからデフォルメ強めに…みたいに、作品の方向性に絵柄を寄せています。」
と、会話をこなしながらどんどんイラストを描き進めていました。
作画中にも、
先生「あ、皆さん静かに見てなくてもいいですからね。飽きたらスマホとか触っててください。」
とか、
シレンの大まかな絵が出来上がってきたところで観客から「おおー…」と歓声が上がった際も
先生「どうやら、ちゃんとシレンに見えてるみたいですね…」
会場爆笑。
などなど、とてもユーモアのあるトークで会場を盛り上げてました。
やっぱプロフェッショナルは違うぜ…。
特に作品に寄せて意図的に絵柄を変えているという話には驚きましたね。
やっぱ(ry
そうこうしているうちに20分ほどが経った頃、作品が完成しました。
いや早っ!!!
※撮影したのは後の展示コーナーです
そして(当たり前だけど)上手い!!!
イラストはシレンの肩にコッパが乗っている定番?のイラストでした。
シレンかっこいい!!コッパもぬすっトドもかわいい!!
なんというか、線が極力少ないシンプルなスタイルなのに、シレンのカッコ良さみたいなものがしっかり出ている(気がする)。
いやー素晴らしい…いいもん見れました。
最後はプロダクションマネージャーの篠崎さん(間違っていたら申し訳ございません)が登場し、長谷川先生と一緒に新作の話などをし、挨拶で〆となりました。
貴重な体験過ぎてもう満腹でしたがまだ展示が残っています。
シレンの過剰摂取で胸焼けしそうな予感を覚えつつ、秋葉原の街をウロウロして開場時間を待ちます。
イラストやレアアイテムが拝める展示コーナーに突入
さあ、シレンファンの皆様お待ちかね(その2)の展示コーナーです。
場所はライブドローイングの会場をそのまま使用。
壁には各作品のイラスト、中央にはパッケージやグッズ類がずらりと展示されていました。
やっぱりGB2のシレンはかっこいいね。
WONDA WONDA
モンスターたちもいました。3階でこのモンスター分布はキツすぎじゃね。
個性豊かなモンスターはシレンの魅力のひとつでもありますよね。
個性的でかわいいデザインなので、イヤな特殊能力で苦しめられてもなんか嫌いにはなれないという、複雑な気持ちにさせてきます。
新作の設定資料や、
攻略本やファンブックで見たことあるイラストも。
今となってはレアなグッズも。ガイバラ時計ほしい…。
シリーズのパッケージ展示。アスカ見参は無いんですね。
難しいことは承知ですが、steamなどで再販していただけたら大喜びします。
お前誰やねん。
今回のための描き下ろしイラストです。限定Tシャツの背中にもプリントされてました。
コッパはシリーズが進む度にどんどん可愛くなっていく。
肩に乗せたい。
ライブドローイングで長谷川先生が描いたシレンのイラストも展示されていました。
更に…
おお!第2部はアスカだったのか!
かっこいいでござる!
物販コーナーも併設されていましたが、残念ながら目当てのTシャツやタイトルブロックは売り切れていました。
グッズは再販の話もあるようなのでしばらく我慢して待ちましょう。
シレン6の発売カウントダウンイラストと風来人たちの喜怒哀楽様々なコメントが。
「荒らし系をシリーズからねだやしてください」など共感できるものがたくさんあって笑いました。
長谷川先生からの感謝のメッセージ。ありがとうはこっちのセリフでした。
本当にありがとうございます。
いやー面白かった。またこういうイベントやったら来たいね。
などと言いながらブースの出口へ向かうかしわぎ。
と、足下に何かが…。
大型地雷でした。
よく見ると入口にも同様に設置されており、ちゃんと風来人を仕留めに掛かってくる姿勢に感服しました。
そんなこんなでHPを1にして会場を後にしました。
まとめ: ファン垂涎の神イベント
はい。まあ、というわけでですね。特に書くことはありません。
神イベントでした。普段見られない展示品はもとより、長谷川先生のライブドローイング!
これだけでも見に来た価値がありましたね。
シレン7、もしくはナンバリングタイトル以外の番外編的作品がリリースされた際には都度シレン展を開催してほしいってくらいには楽しませていただきました。
新作のシレン6も好評みたいですし、新規ファンもじゃんじゃん増えてます(想像)。
今後の展開に期待大ですね。
みんな、シレンやろうぜ!!!
僕も6買わなきゃ。
おわり
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