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【2025年】用途別に紹介!おすすめ8インチタブレット9+1選

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こんにちは、かしわぎです。
今回は8インチクラスの比較的コンパクトなタブレットについての話です。

皆様は普段の読書や動画鑑賞にタブレットを使っていますか?大画面で迫力のある視聴体験が気軽にできるので、1台持っておくと便利です。しかしとりあえず安いタブレットを買ってみたら「動作が遅すぎて結局置き物になっちゃったなあ……」という方もいるでしょう。かくいう僕もそうでした。
そしてマトモに動く機種に買い替えようとAmazonで検索して沢山のタブレットが表示され、結局どれを買ったらいいか分からない……と選定に困ったことはありませんか?
これはそんな方の悩みを解決する記事です。

この記事で解決する疑問
  • 8インチタブレットを選ぶメリットを知りたい
  • 機種が多すぎてどのタブレットを選べばいいか分からない
  • 海外製タブレットは安心して使えるのか知りたい

8インチタブレットの利点や選び方に加えて、かしわぎの独断でおすすめ製品をいくつか選定してみました。記事を読んでいただいた皆さんにピッタリの1台が見つかれば嬉しいです。

  1. タブレットは読書や動画にちょうどいい『中途半端』なデバイス
    1. 8インチタブレットは片手で無理なく持てるサイズ感
    2. 8インチなら読書も動画もスマホ以上の没入感
    3. 8インチでは作業用途には小さいからコンテンツ消費に割り切れる
  2. タブレットの使い方を想定して購入候補を絞る
    1. 読書や動画視聴がメインなら安いAndroidタブレットを
      1. 配信サービスを高画質で利用するならWidevine L1対応が必須
    2. ゲームで遊びたいならiPadなどの高性能モデルを
    3. 屋外使用やカーナビとして使いたいならSIM対応のセルラーモデルを
    4. 長期間使うなら選択肢が限られる。2~3年で買い替えもアリ
  3. 各タブレットを比較表で検討する
  4. 自分の用途に合った8インチタブレットを知る
  5. 用途別オススメタブレット9+1選の紹介
    1. 1.【低価格の汎用機】ALLDOCUBE iPlay 60 mini Pro
    2. 2.【ナビ無し汎用機】ALLDOCUBE iPlay 60 mini Turbo
    3. 3.【60mini proのほぼ上位】ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro
    4. 4.【高画質の汎用機】Headwolf FPad6 / Alphawolf APad2
    5. 5.【高画質の汎用上位機】Headwolf FPad7 / Pro
    6. 6.【読書&ナビ用の低価格機】Xiaomi Redmi Pad SE 8.7 / 4G
    7. 7.【良コスパのゲーム特化機】ALLDOCUBE iPlay 70 mini Ultra
    8. 8.【長持ち万能ハイエンド】Apple iPad mini A17 Pro
    9. 9.【ゲーム特化ハイエンド】 Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)
    10. 10.【万能ミドルハイ】Apple iPad mini 6(中古)
  6. まとめ:

タブレットって中途半端だよね。
スマホがあれば無くてもいいんじゃない?

かしわぎ
かしわぎ

逆に言えばその半端さがちょうどいいんだよ。
PCとスマホの間を埋められるのが8インチタブレット
の強み
とも言えるんだ。

そもそもタブレットとは8~12インチ程度のディスプレイを持つ、スマホ以上PC以下のデバイスです。OSはほとんどがAndroidやiOSを実装し、SoC(スマホやタブレットの処理・制御装置)も同様にその多くがスマホ用を使っています。その構成からタブレットは「PCを使うほどじゃない簡単な画像編集などの作業」や「小さいスマホじゃ物足りない、読書や映画鑑賞といった娯楽」のようなちょうど中間の使い方に適しています。
無くても困らないけど、あったらすごく助かる。そんな便利なガジェットがタブレットなんです。

その数あるタブレットの中からなぜ8インチタブレットを勧めるのかを次の項で解説していきます。
解説は良いからオススメ紹介はよ!という方はこちらから。

8インチタブレットは片手で無理なく持てるサイズ感

8インチクラスのタブレットのメリットはちょうどいいサイズ感。鞄やリュックにスッと忍ばせて、好きな時にサッと取り出して使える手軽さは大きな武器です。電車やバスでノートPCや10インチ超えのタブレットを取り出すのは「隣の乗客の邪魔にならないか?」と気が引けますが、8インチならそんな悩みとも無縁。いつでもどこでも読書や動画視聴ができます。コンパクトさに加えてほぼ全ての8インチタブレットが400gを切る重さなので、電車のつり革に掴まりながら片手持ちで無理なく読書ができるのも地味なメリットです。
一部400g近い重めのタブレットがあり、長時間の片手持ちは少々疲れます。

タブレットバンドやハンドストラップ付きのケースを使えば握って保持する必要が無くなるので、手の疲れが軽減されます。タブレットと併せて導入するのがおすすめです。

8インチなら読書も動画もスマホ以上の没入感

見開きの多い雑誌や映画鑑賞には10インチ越えのタブレットの方が適していますが、基本的に両手持ちするかタブレットスタンドの使用が前提になります。手軽に片手で使うならやはり比較的コンパクトな8インチがベスト。それでもスマホの6インチ台のディスプレイより一回り以上大きいため、漫画や動画視聴はより快適。
ノートPCや大型タブレットより手軽でスマホ以上の視聴体験ができる。そんなちょうどいいのが8インチタブレットなんです。

8インチでは作業用途には小さいからコンテンツ消費に割り切れる

Youtubeで音楽を聴きながら資料を表示しつつWordpressで記事編集。
PCで何気なく行っている作業もタブレットでは一苦労です。

8インチタブレットの画面サイズでは動画編集のような作業には向きません。2万円前後の低価格タブレットになると処理性能的にもクリエイティブ用途での使用は難しいです。普段PCの大きなディスプレイで何気なく行っている作業も、表示領域の小さなタブレットでやろうとすれば作業効率は大きく落ち込んでしまうでしょう。
そこで「作業は画面の大きいノートPCや大型タブレットに任せて、8インチタブレットは読書ややSNSを見るためだけに使おう」と割り切ってしまいましょう。適材適所というやつですね。
例外としてiPad miniのような高性能機はApple Pencilと併せてイラストなどの作業用途としても使えます。しかし作業用としてはやはり画面の狭さがネックになるので、出先での簡単な作業用とするのが無難でしょう。

8インチが良いのは分かったから、
どれ買えば一番いいのか教えて!

かしわぎ
かしわぎ

どのタブレットを買うのが正解かは
使用者の用途によって変わってくるよ!

8インチタブレットは少しマイナーな存在で、大手メーカーでもラインナップが充実しているとは言えません。現状はエントリークラスの控え目性能モデルか高性能モデルかの2極化が進んでおり、ミドルクラスと呼べるものはラインナップ不在(ミドルハイに相当するものは一応あります)。 つまりなんでも不自由なくこなせてお手頃価格な機種は存在しないのです。
単純に「これを買えば間違いない!」と言える機種を敢えて挙げるなら、後半に紹介するiPad miniシリーズです。高い処理性能に高解像度のディスプレイを備えているので、ゲームプレイなど負荷が高い用途でもほとんど困ることはないはずです。しかし漫画やSNSを見るだけならiPad miniの高い処理性能はほとんど活かせません。使うあてのない性能のために躊躇なく約8万円を出せる方は多くないでしょう(iPadの良いところは処理性能だけではありませんが)。大切なのは用途に合致した性能と価格のバランスが取れたタブレットを知ることです。
機種選定の前に、まずは自分がタブレットをどんな使い方をしたいのかを想像しましょう。

読書や動画視聴がメインなら安いAndroidタブレットを

まずは「タブレットは漫画を読んだり動画を観るだけで十分」という方。タブレット使用者の多くはこういった方ではないでしょうか。「スマホだと文字も画像も小さい。読書や映画をもっと楽しみたい!」という人には安いAndroidタブレットがオススメ。高い性能を必要としないため安いものは1万円から、高くても2万円半ば程度で手が出しやすいのが特徴です。
安価でもブラウジングや軽いゲームなら十分な性能。中には2.5Kの高解像度を誇るものもあり、高いコストパフォーマンスをもつ製品が多く存在します。

配信サービスを高画質で利用するならWidevine L1対応が必須

配信サイトで映画を観るだけなら安いタブレットで十分ではあるのですが、きれいな映像で楽しみたいならWidevineの適合レベルを確認することも重要です。
WidevineワイドバインとはGoogle独自のデジタル著作権管理システム(DRM)のことで、ストリーミングサイト上のコンテンツの著作権保護などに利用されています。Widevine のセキュリティレベルはL3~L1までの3段階に分かれており、最上のL1レベルに適合していると「セキュリティ面で高い信頼性をもったデバイス」と認定され、配信サービスの高画質設定が使用可能に。AmazonプライムビデオやHuluなどの動画ストリーミングサービスを利用される方は確認必須の項目です。ちなみに単にWidevine L1対応タブレットと書いてあってもNetflixだけは高画質視聴できないものもあります。購入前にNetflixのWidevine L1に対応していることしっかりと確認しましょう。
一方iPadシリーズでは独自のDRMであるFairPlayを採用しているため、WidevineはAndroidタブレットでのみ確認すればOKです。
ちなみに今回紹介するAndroidタブレットは全てがNetflixのWidevine L1に対応しているのでご安心を。

ゲームで遊びたいならiPadなどの高性能モデルを

高負荷な3Dゲームは2万円程度のタブレットでも一応プレイすることはできますが、画質やフレームレートを低く設定する必要があったり時々カクついたりと、快適なゲーム体験ができるとは言えません。スマホのゲームをガッツリプレイしたいというゲーマーの方は高性能モデルがおすすめです。
高性能SoCや多くのRAMメモリ、大容量のゲームを保存できるストレージを搭載しているモデルなら様々なゲームが快適に動作します。高精細ディスプレイで美麗な映像が楽しめるのも高性能機の強み。
iPad miniならその高い処理性能でゲームはもちろん、イラストなどのクリエイティブ用途もこなせます。Androidのゲーミングタブレットであれば、高いリフレッシュレートやパフォーマンス最適化、バイパス充電に対応し、よりゲームに特化したものも存在します。価格もお手頃とは言えませんが、その分高い期待にしっかり応えてくれるでしょう。

屋外使用やカーナビとして使いたいならSIM対応のセルラーモデルを

GPSなどの位置情報即位システムに対応していればカーナビとして利用可能

上記2つとは少し異なり、屋外使用の有無を指標とする選び方です。
タブレットにはWi-Fiのみで通信をするものと、スマホのようにSIMカードを挿入して通信できるものの2種類があります自宅のWi-Fiで漫画や映画を予めダウンロードして出先で楽しんだり、たまに外で使う時は公共のフリーWi-Fiやスマホのテザリングで済む程度の使い方であれば、セルラーモデルより安価なWi-Fiモデルでいいでしょう。

屋外でブラウジングしたりメッセージアプリを使う機会が多い方タブレットでも通話したい方Googleマップなどのアプリをインストールしカーナビとして使いたい方はセルラーモデルの購入をオススメします。
セルラーモデルとは、SIMカードを挿入してスマホのように単独でネット回線が使える機種のことです。セルラーモデルの多くはジャイロセンサーや加速度センサーをはじめ、GPSなどの位置情報即位システムに対応しています。そのためWi-Fiのみのタブレットをテザリングしてカーナビの代用とする場合に比べ、ナビとしての精度が段違いに高いのです。
現行海外製タブレットの多くがセルラーモデルですが、Redmi padやiPad miniなど一部のタブレットにはWi-Fiモデルとセルラーモデル両方があるので留意しておきましょう

長期間使うなら選択肢が限られる。2~3年で買い替えもアリ

上記解説を読んで「動画見るくらいならとりあえずおすすめの安いタブレットでいいんだね」となりそうですが、安い海外製タブレットについてもうひとつ注意しておく点があります。それはメジャーアップデートが少ないこと。
今回紹介する製品の中でもALLDOCUBEHeadwolfのような中国製タブレットは比較的高品質でサポートもしっかりしています。しかしOSのアップデートは多くても1回、セキュリティアップデートも不定期に実施されますが◯◯年までといった保証はされていません。OSやセキュリティのアップデートが終了すると、日々進化するコンピューターウイルスに対抗できず、最悪の場合個人情報漏洩のようなトラブルに繋がる危険もあります。
AppleやSamsung、Googleのような大手の一部製品は7年の長期アップデートを予告しており安心して長期間使用できます1台をメンテしながら長く大切に使いたいという方は手厚いアップデートとメンテナンスサービスのあるメーカー製品を選択しましょう。
しかしハイエンドタブレットは一般的に高価になる傾向があります。例として、後半に紹介しているiPad mini A17 ProやLegion Tabの価格は80,000円程度から。多くの方が「良いモノなのは分かるけど購入をためらってしまう値段」だと思います。
そこで、安価なタブレットを2~3年使ってバッテリー劣化とセキュリティ面の不安が出てきたらその時点での最新格安タブレットに乗り換えるという使い方も十分アリ。2万円程度のタブレットなら2年毎の更新でも、ハイエンドタブレットの購入価格に並ぶまでに8年/4回買替もあります。機種自体が安いので不調が出たらすぐ買い替えできるフットワークの軽さも強みになりますね。
どちらが優れているという判断はできないので、自分のスタイルに合った方法と機種を選びましょう。

ちなみに安価な海外製品は品質管理の問題からか、初期不良が発生するというレビューがECサイト上でいくつか見受けられました。僕が購入したタブレットは問題無しだったので個体差でしょう。年々アップデートも進んでいるため故障率・初期不良率は下がっていくと思いますが根拠はありません。
メーカーは初期不良品の返品交換や1年保証にも対応していますが、不良品を完全にゼロにすることはできません。故障があったら都度返却の手間などが発生するので、極端に言えば「せっかく買ったタブレットなのに全然手元にない!」なんてことが起きるかもしれません。購入時はこういったリスクを考慮することも必要です。

ここでは具体的なタブレットの候補をいくつか挙げて比較表にまとめました。性能的に秀でた部分は赤文字にしてあります。また今回のオススメには入れてませんが、8インチ格安タブレットとして有名なAmazon・FIRE HD 8を参考までに記載しておきます。

8インチクラスタブレット比較表
ALLDOCUBE
iplay60 mini pro
ALLDOCUBE
iplay60 mini Turbo
ALLDOCUBE
iplay70 mini pro
Headwolf
FPad6/APad2
Headwolf
FPad7/Pro
Xiaomi Redmi Pad SE 8.7/4GALLDOCUBE iPlay 70 mini UltraApple
iPad mini (A17pro)
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)Apple
iPad mini 6
参考】
Amazon
Fire HD 8(12世代)
サイズ(高さ×幅×厚さ)202.7x126x7.9(mm)202.7x126x7.9(mm)202.7x126x7.3(mm)203.7×125.8×8.5(mm)203.7×125.8×8.5mm211.6×125.5×8.8(mm)208.2×129.6×7.9(mm)195.4×134.8x6.3(mm)208.5×129.5×7.8(mm)195.4×134.8x6.3(mm)202x137x9.6(mm)
重量310g323g310g385g385g373g335g293g(Wi-Fi)/
297g(セルラー)
350g293g(Wi-Fi)/
297g(セルラー)
337g
OS(初期状態)Android 15/ALLDOCUBE OS 3.0ALLDOCUBE OS Lite
(Android 14)
ALLDOCUBE OS 4.0
(Android 15)
Android 15Android 15Hyper OS
(Android 14)
Android 14iPadOS 18.0Android 14iPadOS 15.0FIRE OS 8
(Android)
CPU(SoC)Helio G99Snapdragon6Gen1Dimensity MT8791Helio G99Dimensity 7050Helio G85Snapdragon7+Gen3A17 ProSnapdragon8Gen3A15 BionicMT8169A
メモリ(RAM)8GB8GB8GB8GB8GB4GB12GB8GB12GB4GB3GB/4GB
ストレージ(ROM)128GB/256GB
microSD(~512GB)
128GB
microSD(~1TB)
256GB
microSD(~1TB)
128GB/256GB
microSD(~2TB)
256GB/512GB
microSD(~2TB)
64GB/128GB
microSD(~2TB)
256GB
microSD(~1TB)
128GB/256GB/512GB256GB64GB/256GB32GB/64GB
microSD(~1TB)
バッテリー容量6,050mAh5,500mAh6,050mAh6,500mAh6,500mAh6,650mAh7,300mAh推定5,000mAh6,550mAh推定5,000mAh最大13時間
(推定4,000mAh)
充電性能18W 急速充電18W 急速充電18W 急速充電10W
(18W?)※3
18W 急速充電18W 急速充電20W 急速充電20W 急速充電68W 急速充電20W 急速充電5時間
(推定10W以下。付属充電器は5W)
ディスプレイ8.4インチ IPS液晶
解像度 1,920×1,200P
RR※1 60Hz
輝度 350nits(自動調光)
8.4インチ IPS液晶
解像度 1,920×1,200P
RR 60Hz
輝度 350nits(自動調光)
8.4インチ IPS液晶
解像度 1,920×1,200P
RR 90Hz
輝度 450nits(自動調光)
8.4インチ IPS液晶
解像度 2,560×1,600P
RR 60Hz
輝度 500nits
8.4インチ IPS液晶
解像度 2,560×1,600P
RR 60Hz
輝度 500nits
8.4インチ液晶
解像度 1,340x800P
RR 90Hz
輝度 600nits※4(自動調光)
8.8インチ IPS液晶
解像度 2,560×1,600P
RR 144Hz
輝度 500nits
8.3インチ Retina IPS液晶
解像度 2,266×1,488P
RR 60Hz
輝度 500nits(自動調光)
8.8インチ 液晶
解像度 2,560×1,600P
RR 165Hz
輝度 900nits※4(自動調光)
8.3インチ Retina IPS液晶
解像度 2,266×1,488P
RR 60Hz
輝度 500nits(自動調光)
8インチ
解像度 1,280x800P
RR 推定60Hz
輝度 400nits(自動調光)
スピーカーステレオ
(上下端スピーカーx1ずつ)
ステレオ
(上下端スピーカーx1ずつ)
ステレオ
(下端スピーカーx2)
ステレオ
(下端スピーカーx2)
ステレオ
(下端スピーカーx2)
ステレオ
(上下端スピーカーx1ずつ)
ステレオ
(上下端スピーカーx1ずつ)
ステレオ
(上下端スピーカーx1ずつ)
ステレオ
(上下端スピーカーx1ずつ)
ステレオ
(上下端スピーカーx1ずつ)
ステレオ
(左端スピーカーx2)
背面カメラ
(メイン)
1,300万画素1,300万画素1,300万画素1,600万画素1,600万画素800万画素1,300万画素1,200万画素
4Kビデオ撮影
1,300万&200万画素1,200万画素
4Kビデオ撮影
500万画素
前面カメラ500万画素500万画素500万画素800万画素800万画素500万画素500万画素1,200万画素
センターフレーム機能有
800万画素1,200万画素
センターフレーム機能有
200万画素
セキュリティPIN,顔認証PINPIN,顔認証PIN,顔認証PIN,顔認証PIN,顔認証PINPIN,指紋認証PIN,顔認証PIN,指紋認証PIN
端子類USB-CUSB-CUSB-CUSB-C
3.5mmジャック
USB-CUSB-C
3.5mmジャック
USB-CUSB-CUSB-C×2USB-CUSB-C
3.5mmイヤホンジャック
無線通信4G LTE
Wi-Fi 5
Bluetooth 5.2
Wi-Fi 5
Bluetooth 5.0
4G LTE
Wi-Fi 6
Bluetooth 5.4
4G LTE
Wi-Fi 6
Bluetooth 5.2
4G LTE
Wi-Fi 6
Bluetooth 5.2
4G LTE※5
Wi-Fi 5
Bluetooth 5.3
FMラジオ
Wi-Fi 6
Bluetooth 5.4
5G※5
Wi-Fi 6E
Bluetooth 5.3
Wi-Fi 7
Bluetooth 5.4
5G※5
Wi-Fi 6E
Bluetooth 5.3
Wi-Fi 5
Bluetooth 5.2
SIM仕様nanoSIMx2
(内1枚はmicroSDと排他)
nanoSIMx2
(内1枚はmicroSDと排他)
nanoSIMx2
(内1枚はmicroSDと排他)
nanoSIMx2
(内1枚はmicroSDと排他)
nanoSIMx2
(内1枚はmicroSDと排他)
eSIMnanoSIM/eSIM
GPSGPS,Beidou,Glonass,GalileoGPS,Beidou,Glonass,GalileoGPS,Beidou,Galileoなど※2GPS,Beidou,Glonass,GalileoGPS/AGPS,Beidou,Glonass,Galelio※5GPS,GNSS※5GPS,GNSS※5
ベンチマークスコア
(Antutu V10)
約400,000点約550,000点約530,000点約400,000点約530,000点約270,000点約1350,000点約1580,000点約2050,000点約1430,000点約140,000点
センサー類重力,光,6軸ジャイロ,モーター重力,光,6軸ジャイロ,モーター重力,光,6軸ジャイロ,モーター重力,磁気,6軸ジャイロ,モーター重力,磁気,6軸ジャイロ,モーター(未確認)重力,磁気,光,地磁気,近接,モーター,IRブラスター重力,磁気,6軸ジャイロ,モーター3軸ジャイロ,重力,気圧,光,Touch ID重力,ジャイロ,光,近接3軸ジャイロ,重力,気圧,光,Touch ID重力,光
価格(Amazon標準価格)約19,000円/
25,000円
約25,000円約29,000円約23,500円/
25,000円(APad2)
約34,000円/
38,000円(Pro)
約17,000円(64GB・Wi-Fi)~
25,500円(128GB・LTE)
約50,000円約79,000円(128GB)~
157,000円(512GB)
約79,000円中古相場
約50,000円~(128GB)
約16,000円(3GB・32GB)/約18,000円(4GB・64GB)
商品リンクAmazonAmazonAmazonAmazonAmazonAmazonAmazonAmazonAmazonAmazonAmazon
※1…リフレッシュレート=RRと省略しています
※2…楽天市場販売ページでの紹介。APad2とほぼ同様の構成なのでGLONASSも受信可能?
※3…10W以上で充電可能とのレビューあり
※4…屋外モードのみの輝度。通常の最大輝度は500nits
※5…セルラー(SIM対応)モデルのみ

いかがでしょう。全然分かりませんね。単純にスペックを並べてみても、スマホやタブレットに明るくない方には「画面が綺麗」とか「値段が高いor安い」くらいしか伝わらないでしょう。
そこでそれぞれのタブレットがどのくらいの性能を持っているのか、それぞれの性能差はどれくらいあるのかは前項の表にあるAntutu V10というベンチマークアプリで計測したスコアである程度見当がつきます(iPadなどのApple製品では正確なスコアとズレがあるようなのであくまで参考までに)。
ここでは目安として、格安タブレットの救世主的SoC・MediaTek Helio G99を搭載したモデル(iPlay 60 mini ProとFPad6)を全機種の基準とします。G99の処理性能があればブラウジングや読書、動画視聴程度なら快適にこなせるので、これよりスコアが高ければスクロールやページ送りなどの操作がサクサクになったりゲームプレイが快適になったりします。逆にスコアが低ければブラウジング程度の操作でも負荷が高くなるので、重いゲームやマルチタスク用途には向かない、という具合で判断できます。

こちらの項では各々のタブレットの使い方に対して適したモデルをピックアップしています。製品名をクリックするとそのまま各解説までジャンプできます。

動画視聴がメイン

ストレージ容量64GBのモデルがあります。ゲームを複数インストールするなら大きいモデルをおすすめします。

解説は全てを網羅しているわけではないので最終的な選択は読者の皆様にお任せすることになりますが、どれが自分に最適なのかを知る指標にはなるでしょう。

最後は上記でピックアップした各タブレットの紹介です。説明に併記してあるレーダーチャートは、僕が独断と偏見で作成したものですので、人によっては評価が異なる場合もあります。予めご了承ください。

レーダーチャートの各項目について
  • ゲームゲームプレイの快適さ。高画質や高フレームレートで遊ぶために必要なSoCの処理性能やRAM容量、ディスプレイの解像度やリフレッシュレート、最適化されたシステム面等から評価しています。
  • 読書・ブラウジング漫画/活字の読書ややSNS、ブラウジングの快適さ。ディスプレイの解像度よりも文字や画像の認識しやすさ、スムーズなスクロールに繋がるリフレッシュレートの高さ等で評価しています。
  • 動画視聴ストリーミングサービスをはじめとした動画視聴体験の品質。ディスプレイの解像度や色彩の鮮明さ、リフレッシュレートから評価しています。
  • ナビナビゲーションアプリを利用したカーナビ用途の快適さ。ネットへの繋がりやすさに関係するデータ通信の対応周波数や、位置情報の正確さや更新頻度に繋がる位置情報システム(GPSなど)への対応、ジャイロや加速度センサー搭載の有無から評価しています。
  • 携行性持ち運びやすさや保持しやすさ。点数が高ければかさ張らず、片手持ちも快適です。製品のサイズや重量から評価しています。
  • 機能性・サポート… スペック表に現れない部分の使い勝手や安心して使えるかの評価です。快適なUX/UIのデザインや機種固有の便利機能などに加え、メーカーの保証・サポート/アップデート対応を加味して評価しています。

※UX… タブレットを使った快適さや心地よさなどの使用体験
 UI… OSやメニューのデザインやアイコンレイアウトなど、実際に使用者が操作し触れる部分

レーダーチャート各項目についての説明は上記のとおり。こちらを参考にしつつタブレットの説明をお読みください。

1.【低価格の汎用機】ALLDOCUBE iPlay 60 mini Pro

ストレージ128GB版はこちら。OSはAndroid 15。

ストレージ256GB版はこちら。Android 14をカスタムしたALLDOCUBE OS 3.0を実装。サイドバーアプリ等が使えるのでお好みで。

iPlay 60 mini proのここがGood!
  • 3Dゲームが一応動く処理性能
  • iPad miniに次いで軽量
  • 横持ち視聴に最適なスピーカー配置
  • GPS&4G LTE通信対応
  • 顔認証ロック対応
  • microSDカード対応(最大512GB)
iPlay 60 mini proのここがBad…
  • SoftBank系以外の通信は弱い

iPlay60 mini ProはフルHDの美麗なディスプレイを搭載した格安モデル。快適なブラウジングや読書はもちろん、カーナビゲーションや4G LTE回線を使っての通信も可能な万能タブレットです。
動画視聴やゲームプレイでタブレットを横持ちする時も短辺側に1基ずつ配置されたスピーカーでステレオ音声で楽しめるのも地味に嬉しいポイントです。3Dゲームもとりあえずはプレイできますが、画質やFPSの高設定は厳しいです。4G LTEの対応周波数が少なく、SoftBank以外の繋がりが少し悪いのもデメリット。
あまり重い作業には向きませんがセール時期によって16,000円程度で購入できることもあるので、性能に対するコスパは抜群。悩んだらとりあえずこれを買えば間違いないでしょう。

実際に購入して使ってみましたので、こちらのレビューも参考までにどうぞ。

2.【ナビ無し汎用機】ALLDOCUBE iPlay 60 mini Turbo

iPlay 60 mini TurboのここがGood!
  • iPlay 60 mini proの軽量コンパクトさのまま処理性能アップ
  • 横持ち視聴に最適なスピーカー配置
  • 優秀なバッテリー持ち
  • microSDカード対応(最大1TB)
iPlay 60 mini TurboのここがBad…
  • Wi-Fiモデルのみ
  • ロックはPINのみ

ALLDOCUBE iPlay 60 mini Proのバリエーションモデル。SoCをSnapdragon6Gen1に変更し性能向上と省電力化を達成しています。認識できるSDカードは512GB→1TBにアップ、ストレージ高速化など順当なアップデートをしつつ、軽量なボディは据え置きです。
顔認証非対応になったのは少々マイナスポイント。W-Fiモデルしかないのでナビ用途には向きません。屋内使用かテザリング下での運用なら優秀なタブレットでしょう。

3.【60mini proのほぼ上位】ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro

iPlay 70 mini ProのここがGood!
  • iPlay 60 mini Proの軽量コンパクトさのまま処理性能アップ
  • 90Hz駆動ディスプレイでなめらか表示
  • GPS&4G LTE通信対応
  • 顔認証ロック対応(アップデートで対応)
  • microSDカード対応(最大1TB)
iPlay 70 mini ProのここがBad…
  • 電池持ちが少し悪くなった
  • スピーカー配置が下端のみ

iPlay60 mini Proのアップデートモデル。SoCのアップデートで処理性能が向上し、3Dゲームの動作もいくらか軽快に。フルHDの綺麗な画面表示はそのままにリフレッシュレートを90Hzにアップし、ブラウジング中のスクロールなどがなめらかで目の疲労軽減にも貢献しています。docomo、au、楽天モバイルのプラチナバンド周波数に対応してiplay 60 mini Proの繋がりにくさも改善しました。OSはAndroid 15が標準ですが、画像などから文字を抽出できるAI画面認識やサイドバーといった独自機能を備えるALLDOCUBE 4.0にアップデート可能。総合的に機能を向上させたまさしく後継機といえるタブレットです。
しかしリフレッシュレート90Hz固定化でバッテリー持ちが若干悪くなってしまいました。スピーカーが下部に集中した結果、横持ちで動画視聴をすると音の聞こえ方が偏ることも弱体化した点です。
外出先で長時間使わない方、縦持ち使用が殆どの方(もしくはゲームや動画視聴にはイヤホンを使う方)であればそれほど大きな欠点にはならないでしょう。
軽量な万能タブレットを探している方はiplay 60 miniシリーズと比較検討がおすすめです。

4.【高画質の汎用機】Headwolf FPad6 / Alphawolf APad2

ストレージ128GB版はこちら。

ストレージ256GB版はこちら。名称やロゴなど細部は違いますが他はほぼ同じです。

FPad6のここがGood!
  • 2.5Kの高解像度ディスプレイ
  • GPS&4G LTE通信対応
  • 3.5mmジャック付き
  • microSDカード対応(最大2TB)
  • 顔認証ロック対応
FPad6のここがBad…
  • 10W充電は少し遅い(実際は18W?)
  • 8インチクラスの中では重い
  • スピーカー配置が下端のみ
  • 明るさ自動調整機能なし

こちらはHeadwolf(256GBストレージ版はAlphawolf APad2という別ブランド)という中国メーカーより販売されている機種。SoCはiPlay60 mini proと同様、定番のHelio G99を採用しているので読書や動画視聴には十分です。最大の特徴はこの価格で2.5Kディスプレイを採用していること。フルHDのiPlayシリーズより更に高精細な画面なので動画視聴やゲームがより楽しめます。3.5mmジャックがあるので遅延の少ない有線イヤホンが使えるのも動画やゲームに活きてきます。スピーカーが下端のみということもあり、横持ち時はイヤホンを使うのが良いでしょう。4G LTEは4社のプラチナバンドに対応しているので、カーナビとしても十分使えます。
10W充電は少し遅い(※公式は5V2A=10Wと公称。13W程度で充電可能との声もあり18W充電対応かも)ことと、明るさ自動調節機能が無いことで利便性はiPlayシリーズの方が少し上。385gという重さも片手持ちで負担になります。
しかし2.5Kの画質が2万以下で手に入るという大きな強みがあり、人によっては上記のデメリットも些細なことに感じるでしょう。綺麗な画面を重視する方(特に動画をよく観る方)にはオススメです。

5.【高画質の汎用上位機】Headwolf FPad7 / Pro

ストレージ256GB版はこちら。

ストレージ512GB版はこちら。

FPad7のここがGood!
  • FPad6から処理性能大幅向上
  • 2.5Kの高解像度ディスプレイ
  • GPS&4G LTE通信対応
  • 3.5mmジャック付き
  • 内蔵ストレージ最大512GBの大容量
  • microSDカード対応(最大2TB)
  • 顔認証ロック対応
FPad6のここがBad…
  • 8インチクラスの中では重い
  • スピーカー配置が下端のみ
  • 明るさ自動調整機能なし

Headwolf FPad7はFPad6のアップデートモデルで、SoCをDimesity7050(iPlay 70 mini proのSoCと同様)にグレードアップ。G99搭載タブレット以上の快適なブラウジングやSNS閲覧が可能です。公称18W充電にも対応しました。
もちろん2.5Kのディスプレイやイヤホンジャック、GPS、4G LTE通信対応といった部分はそのまま受け継いでいるので、更に万能モデルとして磨きがかかったタブレットになりました。一方で重量やスピーカーレイアウト、明るさ自動調節非対応といった点は改善されませんでしたので留意しましょう。
FPad7 Proというストレージ増量モデルになると、2万円半ばで購入できるタブレット(セール時)としてはストレージ512GBという異例の大容量ROMを備えています。ゲームをたくさんインストールしたい方や、画像や動画の保管用に使いたい方は検討の余地アリです。

6.【読書&ナビ用の低価格機】Xiaomi Redmi Pad SE 8.7 / 4G

Wi-Fiモデルはこちら。

4G LTE通信対応モデルはこちら。

Redmi Pad SE 8.7/4GのここがGood!
  • 横持ち視聴に最適なスピーカー配置(Dolby Atmos対応)
  • 低ブルーライトとフリッカーフリー性能はTÜV Rheinland認証
  • GPS&4G LTE通信対応(4Gモデル)
  • microSDカード対応(最大2TB)
  • 顔認証ロック対応
  • 3.5mmジャック付き
  • 優秀なバッテリー持ち
  • 3カラー展開
  • FMラジオ、IRブラスター(家電リモコンの代用にも)等独自機能有り
Redmi Pad SE 8.7/4GのここがBad…
  • 3Dゲームは諦めたほうがいい処理性能
  • HD画質
  • 8インチクラスの中では重い

コスパの高いデバイスを数多くリリースしているXiaomi。そのエントリーモデルに属するRedmiブランドからはこちらの一台。
特筆すべきはその価格で、セール中であれば4G LTEモデルでも13,000円程度、Wi-Fiモデルであれば10,000円を切ってくる驚きの安さ。それでいて顔認証ロック対応、短辺側レイアウトのステレオスピーカー、2TBまでのmicroSD対応など、大事なところはしっかり抑えているという多機能ぶりは驚きです。
ブルーライトとちらつき(フリッカー)を低減したディスプレイはHD解像度。動画視聴には少々物足りないですが読書やブラウジングには十分。リフレッシュレートは60Hzと90Hzの選択式で、省電力か滑らかさかを好みで選べます。控え目解像度ディスプレイの省電力性と6,650mAhの大きめバッテリーの合せ技で連続稼働時間は良好です。国内4キャリア対応の4G LTE通信&GPS対応と最大輝度600nitsと比較的明るめなので、カーナビにも向きます。3色のボディカラーとストレージ64GB/128GBの組み合わせから選べるのも嬉しいポイントですね。1万円前半で購入できるタブレットとしてはかなり優秀です。
ただし処理性能はエントリークラスのG99タブレットよりも更に控え目。3Dゲームや画像編集のようなクリエイティブ用途では快適に使えないと割り切った方が良いでしょう。
しかしコスパ最高タブレットと言われてきたAmazon・FIRE HD 8も、値上がりで11,000円(セール時)ほどになった今、FIRE HD 8より更に安価で多機能(ついでに処理性能ちょっと上)なRedmi Pad SE 8.7を選ばない理由はありません。
ちなみにマルチタスク性能を強化した6GBメモリのモデルも存在しますが、IIJMIOなどの通信事業者で乗り換え時同時購入等、入手する方法は限られてきます。機会があれば検討してもいいかもしれません。

7.【良コスパのゲーム特化機】ALLDOCUBE iPlay 70 mini Ultra

iPlay 70 mini UltraのここがGood!
  • 3Dゲームを十分にこなせる処理性能
  • 2.5Kの高画質ディスプレイ(P3対応の色域)
  • 144Hz駆動ディスプレイで超なめらか表示
  • 横持ち視聴に最適なスピーカー配置
  • microSDカード対応(最大1TB)
  • 20W充電に対応
  • 6Wリバースチャージに対応
iPlay 70 mini UltraのここがBad…
  • ロックはPINのみ
  • Wi-Fiモデルのみ

コスパに優れたiPlayシリーズの中でも、ミドルハイクラスのSoCを搭載した高性能タブレット。参考までにベンチマークスコアを参照するとiPhone 13やXperia1Ⅴに近い処理性能を備えており、3Dゲームも不自由なくプレイ可能(あくまでミドルハイなので、最高画質設定では多少重く感じる場面があるかもしれません)。余裕のある性能で画像編集などの用途にも使えそうです。2.5K解像度のディスプレイはリフレッシュレート144Hzに対応し、ブラウジング中のスクロールまでもが超なめらかに。上下レイアウトのステレオスピーカーはチューニングアプリで好みの設定が選べます。
顔認証などのロックには対応しておらず、通信もWi-Fiのみ。ゲームにパフォーマンスを最適化する機能などもあるので、やはり3Dゲームを含むコンテンツ消費に特化した機種といえるでしょう。万能タブレットではありませんが、それでもこれだけの高性能ながらセールで40,000円という高いコスパは魅力的です。
ディスプレイポート外部出力に対応しているので、作業用にもなんとか使えそうです。

8.【長持ち万能ハイエンド】Apple iPad mini A17 Pro

iPad mini A17 ProのここがGood!
  • 3Dゲームもサクサクこなす処理性能
  • 2,266 x 1,488ピクセルの高画質ディスプレイ(P3対応の色域)
  • 300gを切る超軽量ボディ
  • 4K60FPSの動画撮影が可能
  • 横持ち視聴に最適なスピーカー配置&Dolby Atmos&空間オーディオに対応
  • 指紋認証ロックに対応
  • 5G通信に対応(セルラーモデル)
  • 20W充電に対応
  • クリエイティブ用途にも使える
  • 約7年間のアップデートに対応(想定)
  • 4カラー展開
iPad mini A17 ProのここがBad…
  • 物理SIM非対応
  • SDカード非対応
  • 価格が高い

タブレットの中のタブレット、iPadシリーズのコンパクトモデルであるiPad miniの最新モデル。
300gを切る軽量ボディに搭載した高性能SoCにより重い3Dゲームも快適にプレイできます。高解像度のRetinaディスプレイと上下レイアウトスピーカーの他、iPods使用時には頭の向きに連動した没入感の高い空間オーディオにも対応。視聴体験は他タブレットの一段上を行きます。
いちいち本体を持ち上げなくても良く、暗所でも動作するTouchIDの指紋認証ロック解除は地味に嬉しいポイント。Androidタブレットにも欲しいですよねこれ。セルラーモデルは5G通信にも対応するので、単独での通信やナビも超快適。タブレットでは重視されにくいカメラも格安Androidタブレットのおまけ程度のカメラと異なり、4K60FPS動画が撮影できる本気仕様と抜かりなし。Apple Pencil Pro対応と極小の視差(ペン先と実際に描かれる線のズレ)でイラスト用途にも使えます。外部ディスプレイ出力もできるので動画・画像編集などのクリエイティブ要素にもそこそこ使える希少なタブレットです。
Appleの長いシステムアップデートもあり、長期間使っていける死角のない万能タブレットに仕上がっています。
唯一といって良い弱点はその価格。ストレージ128GBのWi-Fiモデルで78,800円は、長期間使う前提としてもちょっと躊躇してしまう初期投資額。microSDでストレージ増量ができないので、ゲームや動画をたくさん入れたい方は更にストレージの多いモデルを選ぶ他ありません。逆に価格面さえクリアできるのなら、これほど快適に使える8インチタブレットは他にないでしょう。

9.【ゲーム特化ハイエンド】 Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)

Legion Tab (8.8”, 3)のここがGood!
  • iPad mini A17Pro越えの処理性能
  • 解像度2.5K&リフレッシュレート165Hzのディスプレイ(P3対応の色域)
  • Wi-Fi7対応
  • USB-Cポートを2つ装備
  • 横持ち視聴に最適なスピーカー配置(Dolby Atmos対応)
  • 68W急速充電&バイパス充電に対応
  • 顔認証ロック対応
  • クリエイティブ用途にもなんとか使える
  • 防水防塵対応(IP52)
  • OSアップデート3回&4年のセキュリティアップデートを予定
Legion Tab (8.8”, 3)のここがBad…
  • Wi-Fiモデルのみ
  • SDカード非対応

IdeaPadやThinkPadなどのノートPCで有名なLenovoからハイエンドタブレットの紹介です。
搭載されるSoCはSnapdragon8Gen3。重い3Dゲームの高画質設定でも快適にプレイ可能で、単純なスペック比較であれば同価格のiPad mini A17Proを上回ります。リフレッシュレート165Hzの8.8インチ2.5Kディスプレイに上下レイアウトスピーカーで動画視聴やゲームに最適です。レーダーチャートが一部はみ出してしまいました。
デュアルUSBーCのうち1つは外部ディスプレイに出力可能&68W急速充電に対応。更にバッテリーを経由しないバイパス充電が可能に。USBケーブルを繋ぎながらのゲームプレイでもバッテリーの発熱・劣化が発生しにくくなっています。他にも独自の放熱構造を持つことや高速なWi-Fi7に対応したことなど、すべてがコンテンツ消費向けに最適化された特化モデルといえます。外部出力対応と筆圧感知4096段のLenovo Tab Pen Plusが使えるので簡単な動画編集やイラスト用途もいけそうですが、メインはやはり動画やゲーム想定でしょう。
ちなみに8インチタブレットとしては貴重な防水防塵機ですが、等級はIP52と生活防水程度なので風呂用読書&ゲーム機として使うのは不安が残るところ。「天気を気にせず気楽に外へ持ち出せるタブレット」程度に扱うのが無難かもしれません。
OSアップデートが3回あり5年以上の使用にも耐えられそうです。長期間色々なゲームを快適にプレイしたい方にとって最高なタブレットの一台です。

10.【万能ミドルハイ】Apple iPad mini 6(中古)

iPad mini 6のここがGood!
  • 現在でも十分通用する処理性能
  • ディスプレイ性能やカメラ機能などはA17Proとほぼ同一
  • nanoSIMに対応
  • 4カラー展開
  • Apple Pencil 2が使用可能
iPad mini 6のここがBad…
  • SDカード非対応
  • 最小ストレージは複数のゲームプレイに向かない
  • 中古から選ぶのでコンディションやカラー、ストレージが自由に選びにくい

最後に紹介するのは1世代前のiPad mini 6。今回紹介する中で唯一現行ではない端末なので番外の+1選としています。
このタブレットをオススメする理由は安いこと。安いと言ってもiPad miniなので海外製格安タブレットほどでは有りませんが、それでもWi-Fi&ストレージ64GBの構成ならAmazon整備品で47,000円程度で購入可能。「高性能だけど高価で手が出せない」現行モデルより3万円以上安いのは大きなメリットです。一世代前の端末ですがiPlay 70 mini ultra以上の処理性能を持つので、ゲーム用途でも困ることは少ないでしょう。2025年時点で発売から4年経過しましたが、それでも3年程度のアップデート期間が残されており継続使用も問題なし。
現行モデルとの違いはSoCやメモリ、ストレージ容量やAppleインテリジェンス対応の可否、一部周波数帯の違いなど。mini 6はメモリが4GBと少ないので現行のA17Proに比べてマルチタスクを苦手としますので、動画編集などの作業にたくさん使いたいという方は注意(それでもA15チップなので基本的にサクサクですが)。また複数の3Dゲームをする方は64GBを選んでしまうとストレージがすぐ一杯になってしまいますので、使い方によっては256GBを選びたいところ。一方でディスプレイやオーディオ周りは基本的に同一なので、自分の使い方なら違いが気にならないという方は6を選ぶのもオススメです。
しかしiPad mini 6は基本的に中古しか選択できないので、欲しい構成の中古品が出てくるかは運とタイミングに左右されます。「すぐにタブレットが欲しいんじゃい!」という方でなければ、希望する条件の品が現れるのを気長に待っても良いかもしれません。
購入は保証が付くAmazonの整備済み品やじゃんぱらといった中古電子製品販売店からになるでしょう(個人売買は保証が無いので少しリスキー)。販売店舗の評価と製品のコンディションはしっかり確認して、納得できるものを買いましょう。
Apple認定整備済製品はAmazon整備品等と比べて多少割高ですが、外装やバッテリーが新品交換されるので中古でも安定した品質が担保されています。人気があるのですぐ売り切れて安定供給もされませんが、販売ページをこまめにチェックしながら気長に待てる方は検討の価値アリです。

≫ Apple認定整備済製品はこちら。

今回はそれぞれ違った強みのあるタブレットを紹介してきました。特に用途も決まっていないならiPlayシリーズから選べば間違いないと思います。軽さは正義です。iPad mini 6も狙い目です。
もちろん自分の使い方に合致したタブレットがあるならそれが一番。脇目も振らずそのタブレットをカゴにぶち込みましょう。

かしわぎ
かしわぎ

どれを選ぶにしてもしっかり比較検討を。納得できる一台を買おう!

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