生活

【害虫対策】ナメクジを素足で踏んだ話。不快害虫が発生したらどう対処する?

紫陽花の画像 生活

どうも、かしわぎです。

夏真っ盛りです。最近は最高気温35℃を超える日も珍しくなくなってきましたね。

かしわぎは寒いのが苦手ですが暑いのも超苦手で毎日やる気が起きません。

さらに暑くなると虫が増えること。これが僕の無気力化に拍車をかけます。

蚊に刺されまくるしバイクの運転中にカナブンやカブトムシが弾丸のように飛んできます。外は危険です。かといって屋内もGが現れたりと油断できません。

しかしぼくは油断していました。


家の中でナメクジを踏んでしまったのです。素足で。


そんなトラウマを負った経験から、屋内から不快害虫を排斥する方法と、万が一遭遇した場合の対処法をまとめました。

大切なのは2つ侵入を防ぐこと駆除剤を効果的に使用すること
皆様にはこんな悲しい事件に遭わないように是非この記事を読んでいただきたいと思います。

廊下にいたナメクジを踏みました

時期は現在より少し遡り2024年7月上旬。まだ梅雨を抜けておらず週に1日か2日は雨が降っている頃でした。

その日ぼくは居間で夕食を摂っていました。

満腹になったので床に大の字転がります。一番気分がいい瞬間です。

その時左手の指先に何か柔らかいものが触れました。何かと思ってつまんで持ち上げると黒い1cm程の物体でした。「夕飯の野菜炒めの具にキクラゲ入ってたからそれかな」とか思ってよく見ると




ナメクジでした。

かしわぎ
かしわぎ

GYAAAAAAAAAA!!!!!!!

まったりタイムが一転大パニックです。

急いでナメクジを窓からポイっと投げました。

曖昧ですがナメクジは寄生虫がどうちゃらこうちゃらと聞いたことがあったので、その後は石鹸と台所用洗剤で念入りに二度洗いしました。

その時は「我が家は木造築古一軒家だし、比較的田舎の自然が多い住宅街だし、こういうのも仕方ないかなあ…」と思い忘れることにしました。



再び2024年7月上旬。

風呂上がりの僕は洗濯物を抱えて歩いていました。我が家の勝手口のすぐとなりに設置された洗濯機。そこへ運ぶためでした。

もう夜も更けて外から差す光も無く廊下は真っ暗でしたが、我が家のことなのでどこに何があるかは目を瞑っていてもわかるので照明も点けずに洗濯機へ向かいます。

突然左の足裏にむにゅっとした柔らかい感覚が伝わってきました。

かしわぎ
かしわぎ

えっ?ガムとか?


路上ならそういうこともあるでしょうが、我が家にそんなならず者はいません。

じゃあなんだこれ。

嫌な予感がして壁を手探り照明を点けました。恐る恐る左足裏を確認しました。



そこにいたのは全長5㌢㍍くらいのナメクジでした。

かしわぎ
かしわぎ

またかよ。


もううんざりだ。そしてせめて生きていて欲しかった。

彼は僕の足の裏で事切れていたのです。色々な意味で涙が溢れました。

とりあえずケンケンで風呂場へ向かいます。ケンケンってもう何年もやってませんでした。なんだか童心に帰りますね。

足の裏を石鹸と台所用洗剤で念入りに洗ってカッサカサに仕上げました。


それから1時間後、心配性な僕のスマホは、

ナメクジ 体液 病気
ナメクジ 潰れ 肌に触れた
ナメクジ 寄生虫 粘液


といった検索履歴で埋め尽くされたことは言うまでもありません。

結局何も起きなかったのですが、それからは不安で廊下の電気を点けないと歩けなくなってしまいました。心が弱い。

そこで僕はふと思いました。


かしわぎみんなの未来を守らねば……………(自己中)」


というわけで全会一致、血祭りと相成りました。

人や植物に様々な被害をもたらすのが害虫

頭を抱えるイメージ


害虫はどんな被害をもたらすかによっていくつかの種類に分類されます。

  • 農作物を食い荒らす害虫(農業害虫)バッタ、カメムシ、ナメクジなど
  • 人や動物への被害(衛生害虫)…蚊、ダニ、スズメバチ、ゴキブリなど
  • 本や衣類、家屋への被害シロアリ、シミ、カツオブシムシなど
  • 心理的被害(不快害虫)蜘蛛、ヤスデ、ゲジ その他多数

数いる害虫の中で遭遇しやすいのは蚊やナメクジや蜘蛛、それにゴキブリなどでしょうか。

この中で蚊以外はよく不快害虫として名前があがります。動きや見た目が受け付けない…ということですね。

さて、問題のナメクジはレタスをかじったりイチゴをつまんだりと農作物に被害を与えます。

さらにナメクジは広東住血線虫という寄生獣寄生虫を体内に飼っていたりします。這った後の粘液内にも潜んでおり、コイツが人間の体内に入ると髄膜脳炎を起こす場合もあります。髄膜脳炎は激しい頭痛、発熱、知覚異常等の症状、最悪の場合死亡に至るケースもあるのです。末恐ろしい。

それに加えて見た目もちょっとアレです(かしわぎの主観です)。

このように農業・衛生・心理的と3種の被害を与えてきます。フルコースです。満漢全席です。

今回の2度の接触をきっかけに僕はナメクジを駆除する決意を固めたって次第です。

害虫の排除に大切なこと3つ

害虫を家から排除するために大切なことがあります。

  1. 害虫が発生しない環境をつくる
  2. 屋内への侵入経路を塞ぐ
  3. 殺虫剤などを効果的に使う

上記3つをしっかり意識して実践すれば、彼らに遭遇する機会をグッと減らすことができます。
順番に解説していきます。

害虫が発生しない環境をつくる

そもそも屋内に害虫が現れるのは、目立つところに彼らの好物があったり住みやすい環境だったりするのが原因だったりします。まずは家の中を見直して害虫が発生しにくい環境を作ることから始めましょう。

具体的な対策としては、ナメクジやゴキブリは暗くてジメジメした場所を好むので、浴室や台所は窓を開けて換気をしたり家具の置き方を見直して風通しや日当たりを改善することです。

また彼らの餌になる野菜くずなどの生ゴミは臭いが広がらないように個別のビニールにまとめたり、新聞紙に包んで水気を切ってから捨てるなどの工夫で害虫が寄ってくるのを防止できます。夏場の生ゴミはすぐ傷んでゴキブリを引き寄せてしまうだけでなくコバエが発生してしまうので、多少面倒臭くても冷凍庫で凍らせて腐敗を防ぐなどの手間をかけることも重要です。

特にゴキブリにとっては毛髪やホコリですら食料なので、上記に加えて部屋の隅や本棚の裏などは小まめに掃除して餌になるものを屋内から徹底的に取り除きましょう。

どんな害虫の対策にも言えることですが、まずは家の中をできる限り衛生的に保つのが大切ですね。
まあそんなに頻繁に掃除してらんないですけどね。

屋内への侵入経路を塞ぐ

立入禁止のイメージ


これは物理的に入ってこられないようにする対策法です。当然一番手っ取り早くて効果も分かりやすいですね。

虫の屋内への侵入経路は何通りかありますが、以下の場所からの侵入が多く見られます。

  • 窓などの隙間
  • 排水溝
  • エアコン
  • 野菜などに付いてくる
LIXIL-Q&A(よくあるお問い合わせ)


ゴキブリやナメクジは小さく体が柔らかいので、窓や排水溝などの小さい隙間から簡単に侵入してきます。

網戸は右側に動かしておくとゴキ・ナメ以外にもハエや蚊など厄介な虫の侵入もまとめて防げます。勿論網戸に穴などが空いていない前提です。窓の端部に隙間テープを貼ることも効果アリです。

エアコンの配管が壁を通る部分には通常、パテテープで隙間を塞ぐように施工されていますが劣化している場合もありますので、隙間が確認できたら補修しておきましょう。

排水口からの侵入防止にはネットをかぶせておくのがお手軽です。



エアコンの結露で発生した水を排出するためのドレンホースからも侵入することがあります。僕の知ってる範囲ではここから侵入したナメクジがエアコンの吹出口から落ちてきたという話も…。ひえぇ…。

防虫キャップは差し込むだけのお手軽アイテム


ドレンホースには簡単に取り付けられる防虫キャップがありますが、キャップごとに穴の大きさが違います。

大きすぎると虫が通過してしまうし、穴が細かすぎるとエアコンから排出されて流れたゴミが目詰まりを起こして、エアコンの送風口から水が滴るというトラブルにも繋がります。


100円ショップで売っている排水溝ネットなどをホースに被せて結束バンドで固定するだけでも虫の侵入対策に一番有効です。

エアコンから排出される埃などのゴミが流れてくることもあるので、目詰まりを防止するために定期的に取り外してゴミを取り除く必要はあります。

地面に垂れたホース(画像左)を浮かすだけでも虫の侵入防止に効果的です(画像右)


ドレンホースを地面に垂らしておくとそこから侵入することもあるので、短くカットして端部を宙ぶらりんにしておくのも単純ですが効果が期待できます。

変則的な侵入経路として芋虫やナメクジが野菜に付着してるのに気づかずに家の中に持ち込んでしまうパターンです。畑の無人販売所や無農薬を謳った野菜を購入した場合に発生することがあります。

これは仕方ないというか、普通に気づきませんね。というか店頭でレタスをバリバリ剥いてナメクジの確認なんてできません。

美味しんぼ初期の山岡士郎だってそんなことしないでしょう。

これは持ち帰ってからしっかり確認する癖を付ける他ありませんね。虫が付いていなくてもナメクジの這った跡があることもあるので、調理前にはよく洗いましょう。

殺虫剤(駆除剤)などを効果的に使う

上記2点の対策をしても害虫の侵入を許してしまうことはあります。

玄関ドアや窓などは年中閉め切っているわけではありませんし、古い家屋なら屋根裏や壁には小さい隙間がいくつかはあるでしょうからね。

そうなれば最終手段として薬品を使うわけですが、彼らを見るのもしんどい人にとっては有視界戦闘はできるだけ避けたいわけです。

そんなときに役立つのが駆除剤忌避剤です。

忌避剤は害虫を寄せ付けないように撒く薬品で、近寄らせたくない場所を囲むように散布しておきます。基本的には予防策として使用するものです。

対して駆除剤は害虫に直接食べさせて駆除する薬品(ベイト剤)です。屋外・屋内用があり、屋外用は忌避剤に近い用途です。

どちらもあらかじめ出現が予想される場所に設置するだけで効果を発揮するので、直接彼らの姿を見ることなく対策が出来る便利アイテム。併用も効果的ですね。

この他にもナメクジが麦芽の臭いを好む修正を利用してビールを使った即席罠を作ったり、ゴキブリが苦手とするハッカ油を使って忌避剤を作るなどのお手軽な対策方法もあります。

まとめ:家の中に虫が出たら

害虫の駆除には基本的には上記で紹介したように、複数の対策を行うことが効果的です。
家の中に害虫が現れたらまず出現の原因特定が急務です。

しっかりと対策を行って平和な生活を取り戻しましょう!!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました