モバイルバッテリー

【水没・膨張】壊れたモバイルバッテリーの捨て方10パターンを解説。お徳で簡単な処分方法も紹介します! 

モバイルバッテリー


アウトドアや旅行などのお供に持っていくと安心のモバイルバッテリー。各メーカーから様々なモデルが発売されており手軽に購入できるので、常にカバンに忍ばせている方も多いかと思います。
古来よりモバイルブースター(略してモバブ)なんて呼ばれたりしてスマホやノートPCのヘビーユーザーたちから親しまれてきました。古事記にもそう書いてあるほどです。まあ嘘ですが。

そんな便利なモバイルバッテリーですが、何年も使っているとだんだん充電できる時間が短くなってきたり、落として壊したり膨張したりと買い替える機会も当然あるでしょう。かくいうかしわぎも先日モバイルバッテリーを水没させて壊してしまいました。

▼水没させた時の悲しみと対処法の詳細はこちらの記事から▼

しかし購入は簡単でも廃棄は簡単にはいきません。 モバイルバッテリーは地域のゴミ回収に出すことが出来ないのです。

モバイルバッテリーってどうやって捨てたらいいんだろう?
処分したいのに持て余してるんだよなあ……。

かしわぎ
かしわぎ

僕も捨て方が分からなかったから、実際に店舗へ電話したり
訪問してどこで処分できるのかを調査したよ! 

調査の結果、ノジマ電気かCIO回収サービスで処分するのがおトク
家電量販店などで引き取ってもらえない物は自治体が運営する資源循環局などへ持ち込むのが確実となりました。 
上記の結果となった理由と詳細を本記事内で解説していきます。みなさんのお役に立てれば嬉しいです。


この記事では、

  • 故障・劣化したモバイルバッテリーの捨て方が分からなくて持て余している
  • モバイルバッテリー買い替えを検討している

といったことでお悩みの方に向け、モバイルバッテリーの状態から判断するベストな処分方法について丁寧に説明していきますので、ぜひ参考にしてくださいね!

かしわぎ
かしわぎ

俺のモバイルバッテリーはもう駄目だ……とりあえず処分方法を教えてくれ!という方はこちらをクリック!

モバイルバッテリーを地域のゴミ回収に出すのは絶対NG!

故障したり不要になったモバイルバッテリー。処分する方法が分からずにずっと手元に置いてある方も少なくないのではないでしょうか。
モバイルバッテリーやPC周辺機器の大手ANKERによると、毎日使用したモバイルバッテリーの寿命は1年~1年半程度。自分の不注意による故障などがなかったとしても、買い替えの機会は遠からず訪れるものなのです。
しかしモバイルバッテリーはメーカーや輸入販売事業者にリサイクル・自主回収が義務づけられているため地域の集積場所には出せません。

邪魔だし早く捨てたい……手っ取り早く地域のゴミに出そうかな。
駄目なら家電回収の日なら回収してくれるかも。

かしわぎ
かしわぎ

不用意にゴミ収集に出したら駄目だよ!
正規の回収手順を知って正しく処分しよう!

リチウムイオン電池は圧力や強い衝撃を受けると発火する恐れがあります。燃えるゴミと一緒に回収されたバッテリーが収集車やリサイクル工場の機械で押し潰されて火災が発生するといったケースも多発しています。
火災になれば収集車や工場の焼損で稼働が滞る可能性も。当然作業者の危険もあるので、面倒くさがらずに必ず正規の回収協力店などに持ち込むようにしましょう。

JBRCとは小型充電式電池のリサイクル活動を行っている団体のこと

次項の表中、4つ目の設問にあるJBRCとは小型充電式電池の無償回収・再資源化のリサイクル活動を推進する一般社団法人のことです。これに加盟しているメーカー製であれば回収協力店で対応してもらえます。
≫JBRC回収協力店・協力自治体の検索ページ

JBRC-見分け方

リサイクル可能なモバイルバッテリーはリサイクルマークの有無で簡単に判別できます(2001年施工の資源有効利用促進法以前の製品はこのマークが無いものも)。マークがない製品でも以下の3つの条件をすべて満たしているかを確認できればJBRCの協力店で回収してもらえますので確認してみましょう。

JBRC会員企業は一定の品質が保証された製品を発売している裏付けにもなりますので、バッテリー購入時にチェックをしておくのが安心です。

  1. JBRC会員企業製
  2. 電池種類(ニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池のいずれか)が明確
  3. 破損や膨張等がない

その他の回収可否を判断する条件はJBRC公式サイトで参照できます。あらかじめ確認しておきましょう。
≫JBRC公式サイトで回収対象製品か確認する

処分に出すために必要な前準備

処分に際して必要な作業は以下の3つ。やらなくてもいいよという回収協力店もありますが、基本的は全部の工程を済ませておくとスムーズに回収してもらえますし、発火などのトラブルの可能性も低くできます。なにより安全第一です。

  1. できるだけバッテリーを使い切って放電させる
  2. 水没したものは水抜き・乾燥させる
  3. 端子をテープなどで覆う

電源が入る製品はできるだけ残量を使い切って放電させます。水没したバッテリーであれば水抜きの後、乾燥剤などでしっかり乾燥を。
端子が他の金属に接触すると発火の可能性があるので、端子をテープで覆って絶縁対策をしましょう。
膨張したり液漏れしたりと発火の危険がある場合は、高級菓子などの空き缶に入れておけば回収に出すまで安心して保管できます。
ご自宅に無い場合は下記リンクの耐火バッグで対応可能です。

僕がモバイルバッテリーを水没させてしまった際に行った処理を記事にしました。
こちらを参考に処分前の準備を進めましょう。

故障したモバイルバッテリーの正しい処分方法を判断する

ここからはモバイルバッテリーを廃棄する方法について具体的に説明していきます。
お手持ちの製品の状態やメーカーなどから最適な処分方法を導き出せるフローチャートを作成しました。
まずは図中の設問に回答してあなたに合った選択を知るところから始めましょう。

1: 売る・譲る破損もなく問題無く使用できるバッテリーを手放したいならこちらから詳細へ

2: Anker公式の回収サービスAnkerのバッテリーを使っている方は製品の状態に問わず処分できます。詳細はこちら。

3: エレコムデザインショップで回収店舗へのアクセスに問題がなければエレコム製バッテリー処分はこちらの詳細へ。

4~6: 各回収対応店舗製品のメーカーや状態によって様々な店舗が選択肢に。解説へジャンプして最適な選択を。

7: リサイクル回収ボックス無料&対面不要の簡単処分。こちらから詳細をチェック!

8: 不用品回収業者PCやテレビなど、他に処分したい家電と一緒にまとめて処分してもらうならこちらの解説を。

9: 郵送対応可能な回収業者自宅を出る必要がないのが最大のメリットです。解説はこちら。

10: 資源循環局引取先がない場合の最終手段。こちらをクリックして解説へ。

かしわぎ
かしわぎ

廃棄方法の選択ができたら次項の詳細を確認してね!

フローチャートの答えから処分方法を選択する

フローチャートのから処分方法を知ることができました。概要は以下に書くとおりですが、人によっては提示された方法が必ずしも最適とは限りません

例えばAnker製バッテリーを処分したい場合は図中の2:Anker公式の回収サービスが提示されます。しかしAnkerストアでの回収・買い替え特典は300円OFF。近隣にノジマがある方は500円分のポイントがもらえるのでその場合は6:ノジマへの持ち込みがおトクといえますね。
9:配送対応可能な回収業者回収が最適と提示された場合も、近所の家電量販店に行く用事があるならそのついでに処分してしまうのが手続きも不要で楽だな、という方もいるでしょう。

提示された処分方法を基準に考えつつ、自分にとってより良い方法を柔軟に選択するようにしましょう。

1. リサイクルショップ・フリマサイトに出品する・友達に譲る

オークションのイメージ
モバイルバッテリーを売るメリット
  • お金になる
モバイルバッテリーを売るデメリット
  • 故障した商品は売れない
  • 販売の手間がかかる
  • 個人売買だとトラブルの可能性がある
  • 買い取ってくれる店は限られる


十分使える状態のバッテリーでも実際に使ってみたら大きすぎて持て余すとか、逆に容量を大きいものに買い替えたい、といった場合は売ってしまって買い替えの足しにするのも手です。そんな時はヤフオクなどのオークションサイトやリサイクルショップを利用するのがいいでしょう。

高性能モデル以外の通常のモバイルバッテリーならヤフオクでおおよそ500円~2000円程度で売れています。製品の状態やタイミングなどにもよりますが、うまくいけば一番お得に乗り換えできます。

問題点は、当然ながら故障したものは売ることができないという点。故障したり劣化が進んでいる場合は他の方法を採りましょう。個人売買で売る場合も後々のトラブルを避けるため、コンディションに疑問が残るならスパッと出品を取りやめるのがいいでしょう。

リサイクルショップは中古のモバイルバッテリー買い取りを行っていない店舗も多いので、買い取ってもらえる店舗を探すのも骨が折れます。

またオークションサイトやフリマサイトに出品する場合は、発送の手間や手数料を取られるのもデメリット。梱包してコンビニに持ち込んで、手数料や送料を引かれると手元に残る額が200円……みたいになると、手間を掛けたわりに旨味が微妙すぎるというケースもあり得ます。売る前に十分なメリットがあるかを見極めるようにしましょう。

⚠注意点⚠
ヤフオク(PSEマーク有りの製品のみ)とラクマ中古モバイルバッテリー出品OK。
メルカリは中古モバイルバッテリー出品禁止なので注意!

ちなみにモバイルバッテリーを必要としている友人が近くにいるなら譲ってしまう手もあります。ポンと手渡しで完結するので面倒が嫌いならオススメですが、状態の良くないバッテリーを渡してしまうと友情の崩壊に繋がる場合もあるので、製品のコンディション確認は確実に!

2. Anker公式の回収サービス

Anker公式の回収サービスを利用するメリット
  • 商品が壊れていても回収してもらえる
  • 郵送で処分可能
  • Anker Storeへ持ち込めば買い替え商品が300円引き
Anker公式の回収サービスを利用するデメリット
  • 発送での処分は送料がかかる
  • 持ち込み処分は実店舗自体が少ない

Anker製バッテリーを使用している方は、Anker公式の回収サービスが利用できます。手続きは廃棄したい製品を梱包して下記リンク先の回収窓口宛で送るだけ。
このサービスの最大のメリットは、製品の状態を問わず郵送で処分を完結できること。元払い発送なので送料だけかかってしまいますが、Anker製品といった条件のみクリアできていれば、故障したものであっても関係ないのでかなり手軽な方法です。
手持ちのバッテリーが故障して近隣の家電量販店で回収できなかった場合などには頼りになりますね。
≫Anker モバイルバッテリー/ポータブル電源回収サービス

Anker Store実店舗への持ち込みの条件付きですが、Anker製モバイルバッテリーを処分のために持ち込んだ当日に限り店内のモバイルバッテリーが300円オフになります(セール品を除く)。
上記の回収サービスと同様に故障した製品も回収してもらえます。店舗が少ない(そもそも店舗がない県の方が多い)のが弱点ですが、近隣にAnker Storeがある方は検討してもいいでしょう。
≫Ankerモバイルバッテリー下取り&買い替えサポート

3. エレコムデザインショップで回収

エレコムデザインショップを利用するメリット
  • エレコム以外のJBRC製品も回収してもらえる
  • 店内商品10%値引き特典
エレコムデザインショップを利用するデメリット
  • 店舗が非常に少ない
  • 製品の状態によっては処分を受け付けてもらえない

エレコムデザインショップが近くにあればこちらもオススメです。エレコム製品だけでなく他メーカーのものでもJBRC製品であれば回収してもらえます
更に回収に出した当日に限り店内商品10%割引を受けられるのもメリット。購入する商品が高ければ高いほどおトクなので、これを機に高性能モデルを検討してもいいかもしれません。

問題は店舗が非常に少ないこと。全国に5店舗しかなく、関東には新宿に1店舗のみとAnkerストアを遥かに上回る(下回る?)少なさ。
値引きや柔軟な回収体制は大きなメリットではあるので、アクセスしやすい場所に店があればぜひ検討を。

ちなみにバッテリーに膨張や破損がある場合は残念ながら回収してもらえません。判断は各店舗によるので店に行く前に問い合わせするのが確実です。
エレコムデザインショップを利用したい方はこちらのエレコム公式ページの詳細へ。

4.5.6. 各家電量販店に持ち込む

4~6はまとめて紹介。基本的にはたどり着いた処分方法の番号記載の店舗がオススメです。

各家電量販店に持ち込むメリット
  • あちこちにあるので手軽に処分しやすい
  • 基本無料で処分できる
  • ノジマに持ち込めばおトクなクーポンが貰える
家電量販店に持ち込むデメリット
  • 店舗によって処分を受け付けていない場合がある
  • 製品の状態によっては処分を受け付けてもらえない
  • 処分が有料の店舗もある

家電量販店や一部携帯ショップでもモバイルバッテリーを引き取ってくれます。駅周辺から郊外まで全国各地至るところにありアクセスが良い=手軽に持ち込みやすいためオススメです。
以前は店内に設置されていた回収ボックスに投入するだけでOKでしたが、最近は窓口で店員さんに手渡しすることが基本的な処分手続きの方法です。
というわけで僕が直接聞いて確認した情報から、モバイルバッテリー回収の条件などを以下の表にまとめました。ご参考にどうぞ。

膨張・水没品の
回収
リサイクルマーク無し品の回収処分料金
ヤマダ電機不可不可無料
ビッグカメラ不可不可無料
ジョーシン不可不可無料
ヨドバシカメラ不可不可無料
ケーズデンキ不可不可無料
ノジマ無料(500円分pt
プレゼント有り)
エディオン不可不可550円
ドコモショップ不可不可回収対応無し
auショップ無料
ソフトバンク不可不可回収対応無し




ヤマダ電機をはじめとしたJBRC会員企業は当然ですが、非会員企業製品や破損した製品は回収できないそうです。

手持ちのバッテリーがJBRC回収対象製品かつ破損・膨張などが無ければほとんどの店舗で回収してもらえます。基本的には最寄りの回収対応店舗に持ち込むのがいいでしょう。
逆に破損がある、もしくはJBRC非加盟メーカーの製品となれば選択肢が一気に少なくなります。私が確認した限りではノジマauショップの2店舗のみが回収可能でした。もちろん店舗ごとに対応が違う場合もありますので事前に問い合わせて確認するのが確実です。


回収近隣に複数の回収対応店舗があって好きな場所を選べるならノジマがおすすめです。
店頭で質問した際にJBRC回収対象製品でなくても、更には膨張・破損があっても回収してもらえるとお答え頂きました。
更に回収に出した際にモバイル会員アプリを提示するとモバイルバッテリー買い替えに使える500円分のポイントが付与されるクーポンがもらえます。
タイミングにもよりますが10%ポイント還元商品などもあるので、上記ポイント付与と併せればかなりオトクに購入できる場合も。
アクセスしやすい場所にノジマがあれば積極的に選択肢に入れてみましょう。

7. リサイクル回収ボックス

リサイクル回収ボックスを利用するメリット
  • 対面で渡す必要が無く気楽に処分できる
  • 無料で処分できる
リサイクル回収ボックスを利用するデメリット
  • 膨張・破損した製品は回収できない
  • JBRC会員企業の製品以外は回収できない

家電量販店や携帯ショップに持ち込むとどうしても店員さんに対面で受け渡しする必要があります。
いくつか質問されることもあるでしょうし、新しいモバイルバッテリーへの買い替えを薦められる場合もあるでしょう。こういったやり取りが苦手だったり手間だと感じる方も少なくないと思います。

そんなときは一部のホームセンターや総合スーパー、または区役所内などに設置されているリサイクル回収ボックスを利用しましょう。
リサイクル回収ボックスはJBRC協力店/自治体に設置されもので、JBRC会員企業製品かつ膨張・破損がなければ回収可能。回収はモバイルバッテリーをそのまま放り込むだけでOKと超お手軽です。

ボックスに放り込むだけという手軽さの反面、JBRC非加盟メーカー製のものや破損したものでも入れてしまえます。
利用者の直接的なデメリットとはいえませんが、回収する業者の方にも迷惑がかかるのでやめましょう。利用者のモラルが試されます。

8. 不用品回収業者

不用品回収業者を利用するメリット
  • 自宅に取りに来てもらえるため楽
  • モバイルバッテリー以外に捨てたいものがあればまとめて処分できる
不用品回収業者を利用するデメリット
  • 回収は有料
  • 回収業者との日程調整が必要

モバイルバッテリー以外に捨てたいものがある方は不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
有料での回収になってしまいますが、基本的に自宅に取りに来てもらえるので非常に楽です。
バッテリー以外に家具家電など、処分が面倒なものがあればまとめて廃棄を依頼してしまいましょう。
有料での回収になるのに加え、回収業者のスケジュールのすり合わせが必要になるのは多少の手間です。
料金の比較と同時に各業者と綿密な打ち合わせができるマッチングサイトを利用するのが良いでしょう。
≫ミツモアで不用品回収業者を探す

9. 配送対応可能な回収業者

リサイクル回収ボックスを利用するメリット
  • 配送で気楽に処分できる
  • 割引クーポンがもらえる(CIO公式サイト)
リサイクル回収ボックスを利用するデメリット
  • 膨張した製品は回収できない
  • 有料のサービスが多い

家電量販店や回収ボックスでの廃棄がいくら手軽といっても、回収できる場所まで持ち込む必要ない郵送の手軽さにはかないません。
不用品回収業者を利用するほど他に処分したいものがない場合はこちらがいいでしょう。

こちらは1個口10kg程度までであれば個数の制限なく回収可能。自宅まで回収に来てもらえるので、手放したいモバイルバッテリーが多数ある場合はこちらがおすすめです。破損や膨張したものは回収してもらえないのでご注意を。

CIOは配送で無料回収対応してくれる数少ないメーカー

ノジマと並んでおすすめできるのがCIOの回収サービスです。

基本的に大阪にあるモバイルバッテリーメーカーのCIOは2023年末より自社・社外製問わず無料でモバイルバッテリーを回収してくれるようになりました。
更にCIO公式Amazon店内のモバイルバッテリーに使用できる割引クーポン(回収を依頼する個数や製品メーカーによりますが2%~15%割引)がもらえるという太っ腹ぶり。
こちらのサービスでは故障・破損した製品も回収してもらえますが、膨張したものだけは回収できませんので気をつけましょう。

まずはこちらのリンクからCIO無料会員登録をして回収依頼に申し込みましょう。次に手続き後に送付される返送用封筒に不要なモバイルバッテリーを入れて返送という流れになります。
登録や返送など多少の手間はかかりますが、配送で無料回収&割引クーポンのメリットがありますのでCIO製バッテリーへ買い替えを検討してしている方はこちらをおすすめします。
≫無料でCIO会員に登録してモバイルバッテリー回収を依頼する

10. 資源循環局

資源循環局を利用するメリット
  • 無料で処分できる
  • 製品の状態やメーカーを問わず処分できる
資源循環局を利用するデメリット
  • 施設の数が少ない

資源循環局(こちらはぼくの住む横浜市での名称)や環境局資源循環推進課と呼ばれる廃棄物の削減やリサイクルの推進をしている県や市が運営している施設です。
この施設を利用する最大のメリットは、回収に際して条件が設けられていないことです。
私が問い合わせたときにお答えいただいた限りでは、JBRC非加盟企業製でも膨張や破損があっても関係なく回収してもらえるとのことでした。
手続きとしては廃棄したいモバイルバッテリーを施設の窓口に直接持っていって手渡しするだけでOK。

デメリットというか当然のことですが、回収協力店とは絶対数が違うのでアクセスは多少の不便があるかもしれません。
距離のある場所にお住いの方はそこそこの手間でしょうが、背に腹は代えられません。

上記の店舗やサービスで断られてしまって行き場のない物がある場合の最終手段といえます。行き場のないバッテリーをお持ちの方はここを頼ってみましょう。

処分が終わったら新しいモバイルバッテリーを手に入れよう

上記の選択肢から処分方法を選んで回収してもらえたらあなたは晴れて自由の身(?)です。
心置きなく新しいモバイルバッテリー購入を検討しましょう。

買い替える際は価格や性能だけに惑わされてはいけません。当然コストパフォーマンスも大切です。しかし安くて大容量だからと名前も聞いたことのないようなメーカー製を購入して、スペック通りの性能が発揮できていなかったり、短期間のうちに充電できない故障が発生したりといったトラブルに遭った友人を何人か知っています。やはり安心して使用できる大手メーカーの製品がいいでしょう。

となるとやはり処分する際の選択肢が豊富なJBRC会員企業製品から選ぶのがベター
特にこだわりがなければ、信頼性と性能のバランスに優れたANKER製品が無難です。

スマホやタブレットの充電がメインの方はこちらがおすすめ。
Anker Power Bankは10000mAh・22.5w出力の性能を持ちつつ小型軽量なモデルです。この製品のユニークなところは付属のUSB-Cケーブルがストラップを兼ねている点。ケーブル忘れの心配もない上にかさばらないので非常にスマートに携帯できます。コンパクトなので1泊2日程度のアウトドアにも最適です。

スマホやタブレットに加えてノートPCの充電もしたいという方はこちらがおすすめ。
コンセントに繋いで充電器としても使えるハイブリッドタイプの中では比較的コンパクトながら、モバイルバッテリーとして使用しても65wを出力できるハイパワーモデルです。
通常の充電器を減らして荷物の軽量化に貢献できるので、ノートPCを携帯する旅行や出張の際に役に立つこと間違いなしです。

ANKER以外では老舗のエレコムやコスパお化けバッテリーを発売したシャオミなど、数多くの優秀な製品を送り出すメーカーがあります。その中でも創業7年の新しい企業ながらコストパフォーマンス抜群の製品を数多く販売しているメーカーCIOもおすすめできるメーカーのひとつです。
元よりコスパ良好な製品が多い中、上記の回収サービスによるクーポンに加え各ECサイトでのクーポン配布も行っている場合もあり更にお買い得感がアップします。気に入った製品が見つかれば買い替え候補に入れてみてはいかがでしょうか。

CIO SMARTCOBY Pro SLIMはAnker Power Bankより少し高額ですが、その分35W出力と更に軽量コンパクトに仕上げられたボディが武器です。一方で付属のUSB-Cケーブルは通常の形状ですので、持ち運び時の利便性と性能を天秤にかけて検討しましょう。

Anker Prime Power Bankの対抗馬となり得るSMARTCOBY Pro PLUGⅡ。奥行きがありコンセントに繋ぐと出っ張りますが、重量は同等でこちらも十分コンパクト。価格も安くコスパは抜群です。モバイルバッテリー使用時の最大出力は45wと劣りますので、ノートPCの充電に使いたい方はよく使う場所を考慮して問題ないか検討しましょう。

まとめ: 捨てる時は事前の確認を、買い替えは安心のメーカーを

ここまで様々なモバイルバッテリーの処分方法を説明してきました。記事内で紹介した通り、基本的にはノジマかCIOで回収を依頼するのがおトクです。あとはそれを基準に自分に合った処分方法を選択しましょう。

また直接問い合わせて確認したとはいえ、店舗によって対応が異なる場合もあります。店舗に持ち込む前に電話などで確認するのが確実です。

これからは単純な充電性能だけでなく処分時のことも考慮することが必要です。
独立行政法人製品評価技術基盤機構NITEナイトのX(旧Twitter)公式アカウントでのポストで、PSEマークのある製品でも必要事項の表示が無いような怪しい粗悪品の見分け方や、バッテリーの保管方法などが確認できます。
安心して使っていくためにも知識を身につけて正しい製品選びをしましょう。

かしわぎ
かしわぎ

バッテリーは責任を持って処分しよう!
買い替えは信頼できる製品を!

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